きゃりあす・奥 富美子の取り組み

NHKEテレ「明日も晴れ! 人生レシピ」の「逆境を乗り越えるコツ!“レジリエンス”に注目」で取材を受けました。働く人たちの「レジリエンス勉強会」の様子です。
2019年5月24日に放送(2019年11月29日午後8時・12月6日午前11時より再放送)

「レジリエンス」は、困難に遭遇しても再び回復する力のことです。だれもが自分の中に持っているレジリエンスの力を、もっともっと大きく育てていくことができます。「レジリエンス」について知り、育てる方法を企業研修やセミナーなどでお伝えしています。

『雑談が会社を変える』を用いてセミナーを開きました。

個人の集合体である組織は、一人ひとりがお互いに影響し合っています。「レジリエンス」を育てるにも、「メンタルヘルス」予防のためにも、人と人との対話・コミュニケーションが重要です。組織に「雑談」を取り入れること、考えてみましょう。

経営者・上司・教員・祖父母・保護者など「人を育てる」役割をもつ方たちが集まりました。日常で行う「みる・きく・はなす・ほめる」のやり方をお伝えしました。

組織にはコミュニケーションの質と量が求められます。「コミュニケーション」を紐解いてみると「みる・きく・はなす」をお互いにしていることがわかります。ここに「ほめる」を足しましょう。

所属している「日本ストレスチェック協会」で、ファシリテーター仲間に「ファシリテーションのコツ」を伝えています。ここでは「ふせんアプリ」を紹介しています。

本題に入る前に準備運動です。
「ギューッ」と言いながら肩をあげます。このあとは「ドサーッ」と言いながら一気に肩の力を抜きます。

研修の導入時に「体操」を取り入れて「身体を動かす・声を出す」ことから始めると目が覚めて、内容を聴く準備ができます。おすすめです。



日本ストレスチェック協会の理念は、「皆の笑顔、皆の幸せの実現。不安とストレスで悩まない、落ち込まない技術を広めよう」です。


私もこの理念に賛同しています。「不安とストレスに悩まない7つの習慣」「ラインケア講座:みる・きく・はなす技術」「kidsストレスマネジメント講座(大人向け/子ども向け)」の講座開催したり、この内容を授業に取り入れたりしています。
2017年第一回総勉強会でMVP賞を頂戴しました。


研修会場・ワークショップ会場はどこにでもつくれます。和室、体育館、階段教室、喫茶店、オンライン……。人が集まったときの「温かな場」があれば、居心地よく過ごし、学びに集中します。そんな場を作るのが、講師やファシリテーターの役目です。

ママたちが小さなお子さんを抱っこして参加できるように、床にマットを敷いてつくった会場です。

奥 富美子が考える

セミナー・研修・ワークショップの理念

 「楽しく学ぶ」

「研修に出させられた」と望まずにやってくる受講者もいます。緊張感で過ごしたら疲れるばかりです。嫌々参加しても楽しく参加しても、費やす時間は同じです。何かひとつでもいいので持ち帰ってほしいもの。楽しく過ごせば、気づきも得やすいでしょう。

強いられて勉める「勉強」ではなく、「自ら学ぶ」のが大人の学び。ただ聞いているだけにしないで、受講者の参加度を高める手法を用います。研修の目的に合わせて、受講者が自分で考える・手や身体を動かす・発言する機会をつくります。
一緒に学ぶ仲間から受ける刺激が誘発剤となり、成長のきっかけとなることはよくあることです。ともに学ぶ空間で、それぞれの学びが得やすいようにするには、「楽しく感じられ、リラックスして受講できる」ことが必要です。